情報衛星7月打ち上げ、来年には4基態勢で監視強化
政府は30日、新たな情報収集衛星を宇宙航空研究開発機構の主力ロケット「H2A」で、7月にも打ち上げる方針を固めた。
2003年11月にH2Aロケットの異常により打ち上げに失敗した2基の衛星の同型機を、 まず1基打ち上げ、来年1月か2月に2基目を打ち上げる方針だ。稼働中の2基の衛星に加え、合計4基の衛星をそろえることで、 世界のあらゆる地点を最低でも24時間に1回撮影できる態勢を整備する。
政府は、1998年の北朝鮮による弾道ミサイル「テポドン」発射をきっかけに情報収集衛星の導入を決め、 解像度に優れた光学衛星と雲に隠れている場所も観測できるレーダー衛星を組み合わせて2基ずつ計4基で運用する計画を立てた。しかし、3、 4基目を搭載したロケットが軌道を外れたため、衛星ごと爆破した。現在2基の衛星で北朝鮮の軍事施設などを監視しているが、 撮影できる範囲が限られ、天候によっては目標地点を丸一日撮影できないこともある。 【詳細】