埼玉県の土手に約4メートルものニシキヘビが出現、都内でも小型のニシキヘビが行方不明となり、 JR浦和駅のベンチ下にはニシキヘビが。9月は爬虫(はちゅう)類の脱走、捕獲が相次いだ。それにしても、 もともと日本にいないニシキヘビがこれほどいたとは――。
9月9日午前7時過ぎ。「大蛇が出た」という通報を受け、 埼玉県上尾市とさいたま市境を流れる川に駆けつけた5人の上尾署員は思わず息をのんだ。 草むらに横たわっていたのは約4メートルもあるクリーム色のヘビ。胴回りは大人の太ももほどあった。意を決して捕獲に乗り出した署員に、 ヘビは「シャーッ」と威嚇しながらすごい力で絡みついてくる。30分あまりの格闘の末、ようやくゴミ箱に押し込めた。
生まれて初めて大蛇を“逮捕”した署員(44)は「あいつも必死だったろうけれど、おれも必死だった」と振り返る。
この2日後、今度は東京都新宿区内の公園で、体長約50センチのボールニシキヘビ(ボールパイソン)が行方不明になった。 散歩に連れ出していた男性(41)がベンチでうたた寝したすきに逃げたらしい。数日後、 さいたま市のJR浦和駅ホームでプラスチック容器に入ったボールニシキヘビが発見されたが、これは別のヘビだった。 【詳細】