大阪府寝屋川市立中央小学校で今年二月、教職員三人が殺傷された事件で、 殺人や殺人未遂などの罪に問われた卒業生の無職少年(17)の初公判が二十九日、大阪地裁(朝山芳史裁判長)であり、少年は 「僕の目的は殺すことではなく、あくまで刺すことだった。殺害目的があったと言えるかどうか分からない」と述べた。
弁護側も殺意を否認し「少年は事件当時、心神耗弱状態にあった」と主張。捜査段階の精神鑑定とは別に、 あらためて再鑑定をするよう請求し、事件の家裁への移送を求めた。
焦点の動機について、検察側は冒頭陳述で、少年が犯行当日、 好意を抱いていた女性のことを思い悩むうちに自暴自棄になり、偶然小学校の担任教諭を思い出して「いじめを止めてくれなかった」と恨み、 殺意を抱いて殺そうと決意した、と主張した。 【詳細】