兵庫県尼崎市のJR福知山線の事故で、脱線した快速電車が非常ブレーキ作動までの5秒間に、 時速108キロからさらに数キロ加速していたことを示すデータが、車両に搭載されたモニター制御装置に記録されていたことが4日、 県警捜査本部の調べでわかった。
このため、事故車両は速度超過のうえ加速状態で急カーブに向かい、一気に非常ブレーキを作動させるという「異常運転」 をしていた可能性が浮かび上がった。
県警と国土交通省航空・鉄道事故調査委員会は、モニターの解析などを進め、非常ブレーキの作動地点や脱線時の速度などの特定を急ぐ。
調べでは、記録されていたのは5、7両目に設置されたモニター。いずれも非常ブレーキ作動5秒前の速度が「108キロ」 となっており、県警などが解析した結果、作動時まで加速を続けていたことを示すデータが見つかった。
県警は、2つのモニターのデータを詳細に解析、現場検証の結果と照合するなどして、実際の速度の変化を詳しく調べる。 【詳細】